みんな街中でフリーハグしてるから俺は森の中でフリーハグするよ!
うおぉー!自然の空気が気持ちいいぜーっ!
あ!どうもみなさん!佐藤花太郎です!
みなさんはフリーハグってご存知でしょうか?フリーハグとは街中でフリーハグと書かれたボードを持ち通行人にハグを求めるよくわからない行為だ!
だけどフリーハグをする人たちは皆、街中でしかしていない。そんなのおかしい!俺は森の中でフリーハグをしてやるよ!
森の中でフリーハグをする。
フリーハグと書かれたボードを持ち森の中でハグOKの通行人を待つ。
ぶっちゃけ通行人よりも通行熊や通行鹿が出てきそうでめちゃくちゃ怖いけどそんなこと言ってられない。俺はこのフリーハグに命を懸けているのだから!
開始から10分後〜
寒い。
なかなか通行人は現れない。
ここで俺はとんでもないミスに気づいてしまったのだ。
「冬の雪が積もった山に人が来るはずがない」
しまった!この俺がこんなミスをしてしまうとは思いもしていなかった。だが来たからには企画を実行するしかない!どうにか俺は森の中でフリーハグがしたい!
開始から20分後〜
場所を変えて森にある神社で人を待ってみることにした。
…………………………………………。
来ねぇ。
どうしてだ!俺はただ誰かとフリーハグがしたいだけなんだ!俺の寒さで冷え切った体をハグで温めたい!誰でもいいんだ!俺とハグをしてくれよ!できれば女がいいな。そして大体二十代で、、、あーでも三十代後半のお姉さんもいいなぁまあ顔は色っぽい感じで、できればそのまま夜の街へ2人で消えていきたいかな。
開始から30分後〜
ここならどうだ!見ろよ!この階段っ!
ここは『ドラマ一休さん』で鈴木福くんが演じた一休さんがお母さんと再会するシーンで使われた石の階段だぜ!?
ドラマで使われたところなら誰か人が来たっておかしくないだろ?
開始から40分後〜
どうなってんだ!誰も来ないじゃないか!
僕はもう泣きそうだよ!なんでみんな僕に構ってくれないの?まるで友達の作り方がまだよくわからない幼稚園児みたいじゃないか!うわーーんうわーーん!
だーれかぁー!いませんかぁー!
なんでだよっ!なんでいねーんだよっ!変なポーズしても誰も笑わねーよ!
そりゃ俺1人だものっ!!
シクシクシクシク。
なんで俺がこんな目にあわなきゃいけないんだよぅ。誰だよこんなクソみたいなわけわからないブログ記事のネタを企画したの、、、。
あっ!企画したの俺じゃん!俺でした!そうだ俺だ!やったー!俺だよー!このクソみたいなブログ記事を企画したのは俺だよーっ!
最後は神頼み。
『お願いします!森の中でフリーハグをしても誰も話しかけてくれません!どうか!どうかこの森の中でフリーハグを求めてくれる方に出会えますように!あと金が欲しいです!』
開始から3時間後〜
よっしゃー!ハグじゃーハグじゃー!!!
俺がフリーハグのボードを持って立っていると、一本の木が俺に話しかけてきた。
『やあ!フリーハグをしてるのかい?よかったら僕とハグをしてくれないかい?』
俺は確かにその声を聞いた。風とともに聞こえたその優しい声の木に俺は身を委ねた。
そうこれがハグだ。
冷え切った体を温めてくれるハグだ。この木の温度と優しさと温もりをカラダ全身で感じ取ることができる。それがハグの素晴らしさだとそう思った。
あーあゴツゴツしてつめてー木だったな!いやこうでもしねーと俺帰れないしブログだってオチつけれねーし仕方ないだろ!いいんだよ!このブログはこういう常識なんか通じないよくわからんブログなんだからさ!
あーあ
俺は無事に森の中でフリーハグをすることができた。とても爽やかな気分だ。これが自然の癒しというものなのだろうか。
まとめ
今回は街中ばかりで行われているフリーハグを森の中でやってみたのですが、結果は森の中でもフリーハグは出来る!という結果になりました!
森は偉大です。寂しさでいっぱいだった俺の心も自然の空気が、風が、大地が全てを包み込んでくれました。
これからもこの大地の恵みの自然を守っていきたいものですね。
それではばいちゃばいちゃ〜!